みんなでGame of Thronesを見よう

HBOの伝説のドラマ、Game of Thronesがついに最終シリーズを迎え日本時間では4月15日から放送が始まっております!原作をとっくに追い越してしまったテレビドラマシリーズはやはり原作を追い越しきったSeason 7からのストーリー展開が急に軽薄なものとなり、個人の思い・欲望が国家の動向・国家間への争いへと絶妙に結びついてそれをエロとグロで華々しく彩るというこれまでのシーズンは過去のものとなっておりますがBreaking Badよろしく、どんだけシリーズがグダッてもフィナーレは気になるってなもんで…とまんまとスターチャンネルを契約しリアルタイムで見始めた。
残念なことに周りで観ている人が一人もおらず捌け口がないので、ここにひたすら感想を書いていこうと思う…(ブログの方向性、完全にチラシの裏やな)。

ネタバレ前提なので注意してほしいけど私もSeason 3のRed Weddingの直前で一回飽きてそこからSeason 6までのwikiを全部読んでしまったクチなので、真剣に見てる人以外は読んじゃってもいいかもしれない。

というわけでEpisode 2の感想を適当に書く。

 

Tyrionの失策

Jaime Lannisterが北部入り。JaimeはKing SlayerとしてDanyの父親を殺しており、またBranについても殺人未遂を犯した相手であるという圧倒的アウェーの状況の中の北部訪問。当然Danyはブチ切れるわけだがBrienneがJaimeを庇ったことからSansaがOKを出す。深まるDanyとSansaの溝。しかしこの辺の人間のやりとりがけっこう浅く、これでDanyが許すかねえ。そもそもDany、Sansa、Jonの力関係がよくわからず。よくわからないならわからないでその状態を描いてくれればいいのに、まあ話も製作者も来たるNight Kingとの戦いに焦ってる感。

Aryaの思春期

E2で辛抱ならなかったのがこのシーンなんだよな、、、Season 8に入ってからの二人の雰囲気からおよよ、と思うことはあったものの、ついでにRobertもそういえばSeason1でNedに「俺の息子とおまえの娘が結婚すれば良い」とは言っていたわけで(もちろんこのときはJofferyとSansaが想定されているのだが)そう思うと奇妙な形での伏線回収となるわけだが、いまや向かうところ敵のいないAryaがそんな感情に流されたりすんのかねえ?と思ってしまうのは私の中の「戦う女にはセックスしてほしくない!」という女性蔑視?が入っているのかもしれない…。『神風怪盗ジャンヌ』で日下部まろんが決戦前夜にセックスしたの、結構トラウマでさ…。まあ出来事が今後のエピソードにどう影響してくるのかを見てみたいと思うほかなし。

やたらと強気な女児戦士

Lyanna Mormontで味をしめすぎじゃありませんか?製作陣

「戦う女」の表象が単純な「戦士」だけではなく、売春婦から騎士、女王、プリンセス、暗殺者、野人、と幅広く描かれるのはGame of Thronesのもっともすばらしい描写の一つだと思うんだけど(「女性活躍」というのは、女性のすべてがバリキャリになることでもまた専業主婦になることでもなく、それぞれが好きな職業を選びそこでそれなりに働けることだと思うので)、さすがにこの女児が出てきたのは「おおん?こういう強い女好きやろん?おおん?」という押し付けにしか感じられなくてお腹いっぱいになっちゃった。

出自をめちゃくちゃなタイミングで告げるJon Targarian

Samから伝えられた自分の出生の秘密をDanyに告げるJon。しかもNight Kingとの決戦の前に…いま言うんか?と思わざるを得ないが、まあ隠したまま戦った後にゴタゴタなると良くないから…。

 

というわけでわりとム…と感じる場面がE2には多かった印象。というかもうこれはGoTが国家間の争いにNight Kingとの争いを掛け合わせてしまっているのでしょうがない。シーズン序盤は国家間の争いがメインであり、個人の思惑・私的な関係が濃密に国家の戦争やその勝敗に影響する様がめちゃくちゃ面白かったわけだが、シリーズ後半で「敵」が「死者」になってしまった以上、一人の考えとか一つの関係性は行き場をなくし、「とりあえず共通の敵なので倒しましょう」という話で有耶無耶になってしまうのが惜しい。
ま、ひとまず描き方は別にして、残りの解決すべき問題はNight Kingとの戦い、Cerceiとの戦い及び誰がIron Throneに座り戦争を終結させるのかという問題で、残りの4エピソードでどう描かれるのかなんやかんや楽しみやわ。