カルチュア

5月6月のネトフリ(+映画)

五月病とは無縁の日々を送る社会人生活、労働は絶えず、しかし特に自分が変わっているような感じもしない昨今、なぐさみはNetflixくらいしかなく、マイリストはどんどこ登録されてちゃんと見られた試しもない…。 ロブスター カップルにならないと動物にさせ…

82年生まれ、キム・ジヨン

「キム・ジヨン氏、三十三歳。三年前に結婚し、昨年、女の子を出産した。」(p6)という冒頭の一文で、悲しいくらい勝手にこのキム・ジヨン氏の有様を思い描いてしまうのは私が悪いのであり、歴史も悪いのであり、社会も悪いんだろうな。 82年生まれ、キム・…

幽霊の話の話

David Lowery監督のA Ghost Storyを観てきたんですよ。 か〜〜〜語る言葉をもたない映画というのを久々に観て、いったいこれはなんの話なんだろうな、まあ、タイトルの通り幽霊の話であってたぶんパンフレットを読むと幽霊にまつわる、人間が想いを寄せがち…

女の決意の左向き顔

この前誕生日で、私もいやおうなくアラサーになりました。四捨五入で〜とかそんな小細工しなくてもアラサーになる年齢にめでたくなりました。しかし誕生日前日付近からな〜〜〜んとなく体調ならぬ心情が悪く、わかりやすく言えばずっと生理前!みたいなあの…

ピエールボナールのもったりと色彩豊かな世界に浸ってもろもろの創造力を回復する

国立新美術館の喫茶店は北欧ぽいの椅子(誰の作品だっけ?)が置いてあってかわいいね。黒革のチェアシートもモダンに調和的でいい感じ。つまらん人生なんて送っている暇はないのだよなあと痛感する。ピエールボナールは1867年生まれ、だいたいは「ナビ派」と…

みんな、「カメラを止めるな!」観た?私もオススメエントリ書いちゃうよ

あーはいはいカメラを止めるな!ね、まあ観に行きますよ、話題作くらいチェックしておきたいと思いますからね(ていうか「チェックしておかなきゃ」みたいな強迫観念?薄っぺらい私よねえ)、ま、流行りものは大概きちんと面白いものだし乗らなきゃ損、みた…

全然よくわからないけど、それでも子育てのこととか

夏の終わりにちーとばかし旅行をして飛行機に乗る機会があったので飛行機と言えば観たいと思っていたけどほんとにシアターに行くまでにはちょっと腰が思いなって感じの微妙なクオリティの映画を観たりする時間なので、というわけで今回の旅行のフライトでは”…

平凡な家族の話をする平凡なブログエントリー

な〜んつうかさ仕事は忙しいっていうか生きる気力を失わせるんだよなあ、働き始めてからというものの土日はひたすらぼーっとしてる。というのも別にたぶん本当ではなくて、土日にひたすら人と会う予定を入れてしまってけっきょく自分のことは何もできずにい…

グレイテストショーマンは全然グレイトではない。

ああーーまたつまんない映画を観ちゃった。と思ったら脚本ビルコンドン。ビルコンドンといえば美女と野獣(2017)、ドリームガールズ(2006)、私はどちらも苦手な映画だったのでどんだけ相性悪いのよっていう。でもさあ、この映画でどれほどの人間が、「人…

勝手にふるえさせてほしい、勝手にふるえてろ

主演の松岡茉優さんとやらの演技がよいと聞いていて、わたくしわりと実は綿矢りさが好きなので観に行った! つっても綿矢りさの熱心な読者というわけではなく、読んだことがあるのは『インストール』『蹴りたい背中』『亜美ちゃんは美人』『かわいそうだね?…

ゲットアウトとシティベーカリーのチーズケーキ

私はいま修士課程の学生で修論を書いている真っ最中、締め切りまであと一か月ということになったのでずーっと頭は修論のことを考えっぱなし(マジで)。でも頭はいつまで経ってもクリアにならず、クリアじゃない頭で物事を考えることは本当によくないので、…

プラネタリウムとカカオマーケットbyマリベルのチョコレートスコーン、フルーツディップ

CACAO MARKET by MarieBelle 東急プラザに入っているマリベルのお店 チョコレートのお店でボンボンショコラ、カフェ併設。持ち帰り用の焼き菓子やらドライフルーツにチョコレートをかけたものやら、その他もろもろのチョコレート製品。有楽町ヒューマントラ…

たかが世界の終わり

ある男が十二年も戻ってなかった実家に帰ってそこで過ごす話。なんで十二年も戻ってなかったかというのは冒頭に明かされるしトレーラーでも流されるからそこまで重要なネタバレでもないのかもしれないけど、もしかして全く前情報なしで観たほうがおもしろい…

映画『キャロル』

“How many times have you been in love?” いい加減、芸術作品に都合のいい自己投影をするのをやめたい。 愛とは何か?私は、というより誰でも、各個人の愛の理想というものを作り上げている。出会い方、恋し方、過程に何がなければいけないか、何を共有しな…

映画『怒り』と小説『怒り』

映画『怒り』が第四十回(2017年)日本アカデミー賞優秀賞の作品のうちの一つに選ばれたとのこと。あまり映画を見ない私だったけれどこの作品は吉田修一原作ということで、小説を読んだ上で映画を見に行っていた。感想も記していたので記録ついでに残す。映…

A子さんの恋人

先日、『A子さんの恋人』という漫画を友人に借りた。 A子さんの恋人 1巻 (ビームコミックス) 作者: 近藤聡乃 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン 発売日: 2015/06/15 メディア: コミック この商品を含むブログ (7件) を見る 漫画通のその人に、おす…